豆腐は健康に良いですが、食べ過ぎは体に毒です!

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豆腐は健康に良いですが、食べ過ぎは体に毒です!

豆腐に含まれる栄養

豆腐に含まれる栄養

豆腐は大豆から作られる食品で、非常に豊富な栄養素が含まれていることでも知られています。質の良いたんぱく質リノール酸を始めとして、コレステロールを下げる作用のあるレシチン・コリンやレシチン・βコングリシニン、アンチエイジングに高い効果を持つサポニン、女性ホルモンと非常によく似た作用を持つ大豆イソフラボンなどなど、健康や美に役立つ栄養素がそれは贅沢に含まれています。そのまま豆腐だけ食べても栄養素が消化吸収されにくいのですが、ビタミン類や食物繊維などを含む野菜や海藻、魚などと一緒に食べると吸収効率を高めることができます。

たんぱく質は30%以上も含まれており、様々な食品の中でも跳び抜けて高い含有量を誇ります。植物性たんぱく質なので、動物性と違ってコレステロールを増やす心配もありません。また、豆腐を100グラムも食べれば女性が1日に必要とするイソフラボンも摂取でき、更年期などで女性ホルモンのバランスが崩れがちな人にも効果的です。

サポニンにはアンチエイジングだけでなく抗がん作用も確認されており、積極的に摂取することで健康で美しい身体を手に入れることができます。レシチンはコレステロールの改善や血中脂肪の運搬などが主な作用で、レシチン・βコングリシニンは脂肪代謝や脂肪肝に効果があり、お酒をよく飲む人にも効果的です。レシチン・コリンは脳内の神経伝達物質に関わる細胞の材料となり、脳の働きをサポートするため脳の老化防止にも役立ちます。

これらの主な栄養素の他にも、マグネシウムやカルシウム、亜鉛にオリゴ糖など非常に多彩な栄養素が含まれています。健康管理には大いに役立つ食品なので、積極的に日々の食事に取り入れていきましょう。

豆腐の効果

豆腐の効果

豆腐は、含有する栄養素の働きで様々な効果を与えてくれます。具体的に言うとコレステロール値の低下やダイエット、高血圧予防や脳の活性化、便秘改善など身体全体の健康管理に非常に役立ちます。

植物性たんぱく質は血液中のコレステロール値を低下させ、血圧上昇を抑える効果があります。たんぱく質の中に含まれるリノール酸には血液中にある善玉コレステロールを増加させる作用があり、これらの働きで高血圧や動脈硬化、血管性疾患などを予防することができます。また、豊富に含まれるレシチンには脳の活性化に効果があり、神経伝達物質の材料となるため脳の細胞の繋がりが強くなり、物忘れや判断力の低下といった脳の老化を予防することができます。

また、女性にとって嬉しいのが高いダイエット効果です。言うまでもなく、ダイエット中はカロリーの高い食べ物は避けるべきですが、栄養の少ないものばかり食べていても健康を維持することができません。痩せることができても美しさを損なうことも多く、無謀なカロリー制限は避けなければなりません。豆腐のカロリー自体はそれほど低くないのですが、一方で良質なたんぱく質と脂質をたっぷりと含んでいます。

これらはダイエット中に避ける高カロリーの食べ物に多く含まれるものであり、カロリー制限中には特に失いやすい栄養素です。これらをバランスよく摂取できだけでなく、豆腐を料理に使うことでボリューム感を出すこともできるので、かなり役立ちます。もちろん、いくら痩せるのに適していると言っても豆腐だけをひたすら食べれば良いというわけではなく、肉の代わりに置き換えたり小腹が空いた時にお菓子代わりに食べるなど、サポート的に利用しましょう。

大豆製品の落とし穴

大豆製品の落とし穴

大豆製品は栄養豊富で健康に役立つ食材に違いは無いのですが、落とし穴もあるので注意しなければなりません。特に注意が必要なのは女性で、大豆製品を食べ過ぎるとイソフラボンを過剰摂取してしまい、ホルモンバランスが大きく崩れる可能性があります。女性はもともと自分の身体で女性ホルモンを分泌しており、2種類のホルモンがバランスを保ちつつ作用しています。

ここで大豆製品を食べ過ぎてイソフラボンを多く摂ってしまうと、ホルモンバランスが乱れて身体に不調をきたすこともあります。ホルモンバランスは自律神経の働きにも大きく影響しており、自律神経が乱れると頭痛や下痢といった身体症状だけでなく、イライラしたり不眠に陥る、免疫力が低下して病気にかかりやすくなるなど様々な悪影響が現れます。

ホルモンの分泌量が低下する更年期の女性は積極的に摂取したほうが良いのですが、若い女性が摂取しすぎると体調を崩す可能性が高いので注意してください。大豆製品の中でも、豆乳のように摂取しやすい食品は無意識に過剰に摂取してしまいがちなので、必ず1日の摂取上限を守ることが大切です。

婦人科系の疾患を持っている女性の場合、治療の妨げになることもあるので注意しましょう。自己判断で摂取せず、必ず主治医の指示に従う必要があります。また、大豆はアレルギーになりやすい食材としても知られています。

過剰に毎日食べ続けていると、ある日突然アレルギーを発症して深刻な事態を引き起こすリスクもあるので注意が必要です。大豆製品の中でも味噌や醤油はアレルギーになる可能性は低いですが、だからと言って食べ過ぎると塩分の過剰摂取になってしまいます。大豆アレルギーにならないよう、適度な摂取を心がけることが大切です。

「豆腐」の食べ過ぎには要注意!

「豆腐」の食べ過ぎには要注意!

豆腐は食べやすく料理のアレンジもしやすいので、ダイエットに取り入れている人も多いでしょう。しかし、見た目やシンプルな味わいの割に、実はカロリーは低いわけではありません。

豆腐の中にはたんぱく質がたっぷりと含まれているので、食べ過ぎると逆に太ってしまう可能性もあります。1日の大豆の摂取量上限は約100グラムとされているのですが、大豆は豆腐以外にも醤油や味噌、納豆など様々な食品の原料です。毎日無意識に摂取していることも多く、気付けば100グラムなどあっという間に達成してしまいます。ダイエットに役立つと思い込んで大量に食べていると、全く効果が無いばかりか太ってしまうこともあり得るので注意してください。

また、豆腐を食べ過ぎると甲状腺の機能に悪影響を及ぼすケースもあります。甲状腺はホルモンの分泌やコントロールを担う器官なのですが、もともと甲状腺に持病を持っていたり機能が低下している人の場合、豆腐を食べることでホルモンと同じ効果を持つイソフラボンを過剰摂取して甲状腺に負担がかかります。長期間大量に食べ続けたりすると、甲状腺機能低下症や甲状腺腫などの怖い病気を発症するリスクが高まるでしょう。

さらに、大豆には食物繊維もたくさん含まれるため、豆腐を食べていると食物繊維が腸内で詰まり気味になって便秘を引き起こすこともあります。適量なら食物繊維が便を巻き込んでスムーズに排便させてくれるのですが、その量が多ければ多いほど食物繊維自体が腸の中で詰まってしまいます。何事も過ぎたるは及ばざるが如しと言いますが、豆腐も例外ではないと覚えておきましょう。

このように、一見身体に良さそうな豆腐でも、食べ過ぎれば様々な悪影響が現れてしまいます。食べる際は摂取量に注意し、少しずつ毎日続けることを心がけてください。